<論説>不確実性の論法 : 因果律と確率論 : J.M.ケインズからJ.R.ヒックスへの発展
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概要
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本稿では、ケインズとヒックスの研究計画の継承と発展とについて論ずる。J.R.ヒックスは、『一般理論』出版直後の1937年に、ケインズの理論体系をIS-LM図式によって簡潔に要約し、ケインズ理論を現代の経済学にまで伝えることにもっとも大きな影響力をふるった(Hicks,1937参照)。現代では、ケインズ理論は、ケインズ自身の著作によるよりも、むしろこのヒックスのIS-LM 図式によって、一般的に理解されているといっても過言ではない。 ...
- 筑波大学社会科学系 (経済学)の論文
- 2005-03-31
筑波大学社会科学系 (経済学) | 論文
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