<個人研究>中1→中3→高2にみる数学関連図書の読後感の変遷 : 中高一貫カリキュラム構成のための一つの視点
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概要
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義務教育の9 年間、児童・生徒は算数・数学を学ぶ。さらに95~6 %の生徒が、高等学校で数学を学ぶ。彼らは12 年の学びの中で、いかなる「数学の世界」「数学に対する態度」「数学観」を獲得するのか。数学者の故遠山啓は、「術」「学」によって獲得された知識や技術を土台にして「観」を育てる視点が指導要領や授業・カリキュラムから抜け落ちていることを指摘したが、現在の「学力低下」「学力向上」の論争や運動にも、この「観」をどう育てるのかという視点は見られない。小論では、数学的な認識や数学観の変遷を、中高生の数学関連図書の読後感想文を通して分析し、そこから中高一貫数学カリキュラムを構想するための一つの視点を示す。
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