談話標識「まあ」について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
談話標識「まあ」の諸用法を観察し、「まあ」の持つ本質的な機能について検討した。「まあ」が現れる現象を観察した結果、情報そのものではなく、その情報が導出される処理過程と密接な関わりがあることが認められた。さらに、「まあ」の現れる位置、および独り言で使用可能な点を考慮すると、「まあ」の本質的機能は「処理過程の曖昧性を標示する」ものと捉えることができる。また、聞き手への働きかけを示す「まあ」については、本質的機能からの派生、「曖昧性」が及ぼす効果と説明することで、「まあ」の統一的な位置付けが可能となることを示した。
- 2002-08-31
論文 | ランダム
- DDTと生物濃縮
- 殺虫剤DDTの初期における毒性研究
- Sheldon Krimsky, Hormonal Chaos〔和文〕
- Novel Mutations in C-terminal Channel Region of the Ryanodine Receptor in Malignant Hyperthermia Patients
- 山田俊雄 著作年譜・附略歴 (追悼 山田俊雄先生)