保険システムとセーフティネット ([慶應義塾大学]商学部創立50周年記念)
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概要
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商学部創立50周年記念 = Commemorating the fiftieth anniversary of the faculty50周年記念論文戦後保険業は,いわゆる護送船団行政を通じて「究極のセーフティネット」が保持されていたが,保険自由化が進行する中で,保険市場の効率化が図られる一方で,経営破綻の可能性が高まっている。問題は,契約者保護を図る上で,セーフティネットの在り方を考えると同時に,契約者の自己責任をどこまで徹底するかである。全ての契約者を完全に救済することになれば,保険契約者のみならず保険会社に対してもモラルハザードを誘発させる可能性がある。本稿では,政策転換により契約者に対しても自己責任が求められる中で,保険セーフティネットの現代的意義について再検討をする。
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