19世紀後半から20世紀初頭におけるイギリス鉱業技術教育と鉱山技術者(1)鉱業技術教育制度の沿革
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
赤川元章教授退任記念号科学技術教育の制度的整備の遅れとイギリス産業の「衰退」を結びつける議論が多い。このような議論を吟味するには,具体的な技術教育組織の成立とそこで育まれた人々の実際の活躍の場を検討してみることが不可欠である。19世紀から20世紀にかけての金属鉱業技術教育と鉱山技術者について大量の観察を行なったディクソン論文の紹介を兼ねてこれを行なう。本稿では,まず前提となる19世紀後半に姿を現す金属鉱業技術教育組織の成立過程を概観する。次稿においては,ディクソンの成果を紹介しながら,それぞれの技術教育組織から育った技術者の特徴を考察する予定である。
- 慶應義塾大学出版会の論文
慶應義塾大学出版会 | 論文
- これからの障害者支援--自閉症の人への支援を実践して得たもの (特集1 青年期・成人期の発達障害支援)
- 障害児福祉の実際--社会的機関による受容と交流 (特集 子どもの福祉)
- アニマル・セラピー--与え、与えられるもの (特集2 動物のもつ癒しの力)
- 栄養と成人病 (最近の栄養)
- 携帯電話で犯罪は防げるか--犯罪心理学の観点から (特集 子どもとケータイ)