複雑組成廃液の分析技術に関する研究 「Ⅰ.還元気化原子吸光法によるヨウ化物イオン共存下での水銀分析」
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
京都工芸繊維大学廃液処理施設報「環境」創刊号 1989-03 pp.48-56本研究では、まず排水分析の公定法によるヨウ化物などの影響を明らかにし、アルカリ性でシアン化亜鉛カリウムを銀イオンのマスキング剤として用い、スズ(Ⅱ)を作用させる分析法(本文では「アルカリ法」と略記)を開発した。しかし、水銀の前処理である酸化分解は酸性で行い、試薬からの汚染等を防ぐためにも試薬の添加量は少ないほうが良いので、酸性下での水銀の分析法について研究を進め、スズ(Ⅱ)に水素化ホウ素ナトリウム(NaBH4)を併用する水銀の還元気化原子吸光法(本文では「水素化ホウ素ナトリウム法」と略記)を開発した。これらの分析法を大学の無機廃液、無機廃液の処理水など実試料に適用し良好な結果を得た。
論文 | ランダム
- 田老における超高エネルギー宇宙線の観測(7)0.0225m2シンチレーション検出器の特性
- 田老における超高エネルギー宇宙線の観測(6)新観測システム及びEAS到着時間分布
- 田老における超高エネルギー宇宙線の観測(5)LabVIEWを用いたデータ処理新システムの開発
- 田老における超高エネルギー宇宙線の観測(4)Cherenkov検出器による空気シャワー観測
- 八味丸随想