Android端末におけるインストールアプリケーションとブロードキャストインテント発行による電力消費に関する一考察
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概要
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スマートフォンユーザの約 7 割がバッテリの持続時間に不満を持っているとの報告があり,スマートフォンの消費電力の低減は重要な課題と言える.主要なスマートフォン OS である Android では,ブロードキャストインテントの発行を契機にアプリケーションが起動され通信などが行われ,電力が消費されることがある.しかし,インテントの発行や受信はシステムやアプリケーションが独自に行うため,電力消費に関する因果関係を統合的に理解することは困難である.本稿では,ブロードキャストインテント発行時の CPU 使用率,消費電力を計測し,インストールしたアプリケーション数,ブロードキャストインテントの発行,電力消費量,CPU 使用率の関係についての考察を行う.そして,インストールアプリケーション数の増加に伴いブロードキャストインテントの発行数が増加すること,多数のアプリケーションをインストール,設定している環境においてはブロードキャストインテントの発行時に消費される電力が大きいことを示す.
- 2014-07-25
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