ケシ栽培の基礎的研究 (1) : 生育相について
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概要
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ケシの生育相につき調査したが第6表の如く仮定した。内容物については生育末期に漸く澱粉の生成を見, 各生育期では第7表の如き変化を認め内容よりする生育期の判定可能及び止肥の重要性に鑑み, この施用期判定に花芽分化を目標とすべきを知つた。又開花状態について調査し, 自花受粉が行われる事も確認した。乳液の株当り平均量は0.28gr(変動は大であつたが)で一応標準収量と思われる。収穫期は慣行法より約5日遅延しているが採汁成績によれば決して遅くない事が示され, 外観よりする判定法は再検討を要すると認めた。
- 神戸大学の論文
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