VRを用いた脳室内視鏡手術支援システムに関する研究(医用画像とIMQ一般)
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概要
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現在、医療技術の進歩により、様々な手術法が開発されている。その一つに、脳室内視鏡手術というものがある。この手術の利点は、切開部分が少ないため、傷が目立たず、術後の痛みも少ない。しかし、欠点として視野が狭く、奥行きがわからないということが挙げられる。東海大学医学部では、内視鏡先端に小型位置センサを装着した内視鏡を開発した。この内視鏡によって、内視鏡を挿入した際に脳室内での内視鏡先端部の位置を計測することが可能になった。手術において、脳室内における内視鏡先端部の情報、奥行き情報、その立体表示などの情報が付加されれば、手術を支援するするシステムとして非常に有効である。本研究は医師に裸眼立体視提示する手術支援システムの開発を目的としている。
- 2013-10-11
著者
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厚見 秀樹
東海大学医学部脳神経外科
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内田 理
東海大学情報理工学部情報科学科
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黒田 輝
東海大学情報理工学部情報科学科
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濱本 和彦
東海大学大学院 総合理工学研究科
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松前 光紀
東海大学医学部 外科学系 脳神経外科領域
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白子 匠
東海大学大学院情報通信学研究科
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濱本 和彦
東海大学大学院情報通信学研究科
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内田 理
東海大学情報理工学部
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松前 光紀
東海大学医学部
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厚見 秀樹
東海大学医学部
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