中学校技術科教育における単元の性格 : 「領域」概念の再検討を通して
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概要
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1998年版中学校学習指導要領において消滅した「学習内容のまとまり」の概念=「領域」に注目し、その普及・消滅における経過の背景を検討した。それは技術科における経験主義教育論の所産であると理解されたため、「領域」に変えその枠組みとし教育学で使われている単元を用い、その性格を考察した。その結果、「教材を有機的単位に構成したもの」、つまり教材単元と捉えることが、子どもたちに技術及びそれに関わる労働の世界をわがものにする、という教育目的との関係において適切であることが明らかになった。
- 日本産業教育学会の論文
- 2001-01-31
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