固定歪成分存在下におけるオーバーラップFFTを用いた信号検出の実験的検討(一般講演,コグニティブ無線ネットワーク,ヘテロジニアスネットワーク,クロスレイヤ無線技術及び一般)

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概要

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ダイナミックスペクトラムアクセスにおける信号検出において,オーバーラップFFTはノイズの二乗出力の分散を低減することで検出確率を改善する方式として提案されている.しかし,オーバーラップFFTによる信号検出は,コンピュータシミュレーションによる評価は行われているが実験による検討は行われていない.そこで本研究ではオーバーラップFFT方式を実験により検証する.実験ではシミュレーションとは異なり,アンプの利得の条件に依存してDCオフセットにより生じる固定歪成分の影響を受けることが確認された.また,固定歪成分が存在する場合,オーバーラップFFT方式は効果的に分散を低減することがわかった.実験による数値結果から,固定歪成分の存在下では検出確率が最大で0.15改善した.
一般社団法人電子情報通信学会の論文
2013-05-16

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