ヘテロジニアス型コグニティブ無線を適用した公共用移動通信システムにおけるビタビ復号の理論解析(地上無線通信,放送技術,<特集>通信技術の革新を担う学生論文)
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概要
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公共用移動通信システム(公共システム)の信頼性を向上させるため,公共システムと民間の移動通信システム(民間システム)を組み合わせるヘテロジニアス型コグニティブ無線システムの検討を行う.このシステムは,公共システムのみでは規定のビット誤り率(BER)を満足できない場合,BERを改善させるための補助情報を民間システム経由で伝送するものである.本論文では補助情報を畳み込み符号の符号語の一部とすることとし,この補助情報と公共システムの受信符号語を合成して合成受信符号語を作り,これを最尤系列推定で復号する方式を検討する.本論文では,この合成受信符号語を復号する場合における最尤系列推定とビタビアルゴズムを導出する.また,畳み込み符号の性能を示す距解特性を合成受信符号語に適用できるようカスタマイズし,この距離特性から解析的にBERを求める.更に,この導出したBERが計算機シミュレーションによるものと一致することを確かめ,本論文の方式のBER改善効果を検証する.
- 2014-02-01
著者
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藤井 威生
警察大学校警察情報通信研究センター
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森山 雅文
電気通信大学先端ワイヤレスコミュニケーション研究センター
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森山 雅文
電気通信大学先端ワイヤレスコミュニケーション研究センター:警察大学校警察情報通信研究センター
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