偏在開口を有するRC連層耐震壁のマクロモデルに関する研究
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
In this study, a macro-model of a reinforced concrete structural wall is proposed, where the model is composed of column elements and strut and tie elements which represents the wall parts. The proposed model was established by modifying the model proposed by Tekehara et al. to obtain more accurate load-deformation relationships in the case of multi-story walls with eccentric openings. The main modified items are the constitutive law for the concrete and the additional modeling of the concrete struts and tension ties located around the openings. With respect to the former item, the Vecchio-Collins modified constitutive relationship of concrete compressive strength was used to take the transverse tensile strain into account, while the Popovic's constitutive law had been used in the model proposed by Tekehara et al. The proposed model was applied to two of the three-storied reinforced concrete structural walls with eccentric openings, where the adjacent walls between the stories were connected by rigid beam elements and the springs expressed by bi-linear models. The results obtained from the proposed model were compared with those from experiments and the model by Takehara et al. and the adequacy of the proposed model was confirmed.
- 一般社団法人日本建築学会の論文
- 2008-03-25
著者
関連論文
- 23176 偏在開口を有するRC造連層耐震壁のせん断性状に関する研究 : その4:第2シリーズの実験概要・結果(耐震壁(5),構造IV)
- 23177 偏在開口を有するRC造連層耐震壁のせん断性状に関する研究 : その5:せん断剛性・耐力の検討、FEM解析(耐震壁(5),構造IV)
- 23332 偏在開口を有するRC造連層耐震壁のせん断性状に関する研究 : その3 3次元FEM解析(耐震壁(1),構造IV)
- 23331 偏在開口を有するRC造連層耐震壁のせん断性状に関する研究 : その2:実験結果及びせん断耐力の検討(耐震壁(1),構造IV)
- 23330 偏在開口を有する連層RC造耐震壁のせん断性状に関する研究 : その1:実験概要(耐震壁(1),構造IV)
- 23078 Strut-and-Tie モデルによるRC耐震壁の耐力算定(耐震壁 (4), 構造IV)
- 23191 地震荷重による耐震壁-基礎杭の連成挙動の理論的解析(耐震壁(2),構造IV)
- 23050 FEMモデルを用いた偏在開口を有する耐震壁のせん断耐力評価(選抜梗概,RC構造設計技術基準の整備に関する研究(2),オーガナイズドセッション,構造IV)
- 23170 偏在開口を有するRC造連層耐震壁のせん断性状に関する研究 : その8:残留せん断ひび割れ幅の評価(RC耐震壁(2),構造IV)
- 23169 偏在開口を有するRC造連層耐震壁のせん断性状に関する研究 : その7:FEM解析,計算式によるせん断耐力評価(RC耐震壁(2),構造IV)
- 23168 偏在開口を有するRC造連層耐震壁のせん断性状に関する研究 : その6:第3シリーズの実験概要・結果(RC耐震壁(2),構造IV)
- 22032 実大プレストレスト集成材梁の曲げ挙動に関する実験的研究(部材性能(2),構造III)
- 23140 130MPa級超高強度コンクリート柱の偏心圧縮性状に関する実験的研究 : その2:実験結果(柱(6),構造IV)
- 23139 130MPa級超高強度コンクリート柱の偏心圧縮性状に関する実験的研究 : その1:実験概要(柱(6),構造IV)
- 23179 多軸載荷を受ける実大 RC 柱のモーメント及び軸ひずみ解析
- 22137 実大プレストレスト集成材梁のせん断挙動に関する実験的研究(部材性能(3),腐朽・蟻害,構造III)
- 22105 実大プレストレスト集成材梁のクリープ挙動に関する実験的研究(鉛直振動・クリープ,構造III,2012年度大会(東海)学術講演会・建築デザイン発表会)
- 23152 枠柱せん断補強筋量が耐震壁の曲げ変形性能に及ぼす影響に関する実験的研究 : その5:残留せん断ひび割れ幅の評価(耐震壁(2),構造IV,2012年度大会(東海)学術講演会・建築デザイン発表会)
- 23443 螺旋状に配置したPC鋼材を用いたプレストレスト無筋プレキャストコンクリートタワーの研究 : その3 1/4縮小試験体載荷実験結果と考察(PC新構工法・コスト,構造IV,2013年度日本建築学会大会(北海道)学術講演会・建築デザイン発表会)
- 23442 螺旋状に配置したPC鋼材を用いたプレストレスト無筋プレキャストコンクリートタワーの研究 : その2 1/4縮小試験体載荷実験概要(PC新構工法・コスト,構造IV,2013年度日本建築学会大会(北海道)学術講演会・建築デザイン発表会)
- 23412 Damage IndexによるPC部材の損傷評価に関する研究(PC解析,構造IV,2013年度日本建築学会大会(北海道)学術講演会・建築デザイン発表会)
- 23420 地震荷重に対する鋼繊維補強コンクリートを用いたプレテンション梁の挙動 : その2 実験結果(PC梁・スラブ,構造IV,2013年度日本建築学会大会(北海道)学術講演会・建築デザイン発表会)
- 23419 地震荷重に対する鋼繊維補強コンクリートを用いたプレテンション梁の挙動 : その1 実験概要(PC梁・スラブ,構造IV,2013年度日本建築学会大会(北海道)学術講演会・建築デザイン発表会)
- 3060 PCa耐震壁,基礎梁,杭の地震時相互作用を考慮した水平力抵抗機構(耐震壁)
- 2083 RC造連層耐震壁,基礎梁,杭の地震時相互作用を考慮した水平力抵抗機構の解明(耐震壁)
- 偏在開口を有するRC連層耐震壁のマクロモデルに関する研究
- 3056 開口率の具なる偏在開口を有する蓮層耐震壁のせん断耐力評価(耐震壁)
- 2255 RC造骨組構造物における補修前後の性能比較に関する研究(補修・補強(構造))
- 3073 偏在開口を有するRC造連層耐震壁の耐震性能に関する研究(耐震壁)
- 2078 鉄筋コンクリート造連層耐震壁のひび割れ幅の評価法(耐震壁)
- 2074 25%試験体を用いたRC造連層耐震壁,基礎梁,杭の地震時相互作用を考慮した水平力抵抗機構の解明(耐震壁)
- 3076 杭基礎によって支持される曲げ降伏型RC造連層耐震壁のマクロモデルを用いた変形機構の解明(耐震壁)
- Strut-and-TieモデルとSoftened-TrussモデルによるRC耐震壁の耐力算定