3123 鉄筋の付着損失がRC部材の曲げ耐荷性状に及ぼす影響(曲げ)
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概要
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鉄筋とコンクリート間の著しい付着損失を想定し,部分的にアンボンド化した鉄筋コンクリート部材の曲げ加力実験を行った。アンボンド長と鉄筋比をパラメータとした合計12体の試験体を用い,2点載荷によりスパン中央部での曲げ破壊に着目して行った。実験の結果,破壊モードはいずれも引張り鉄筋の降伏が先行する破壊であった。曲げ耐力はアンポンド化により低下したが,健全試験体の90%を下回ることはなかった。また,アンボンド長が大きいと部材の弾性剛性は小さく,アンボンド化により終局変位は健全試験体に比べて小さくなることが分かった。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 2008-07-30
著者
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村山 八洲雄
岡山大学大学院環境学研究科
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西村 伸
岡山大学大学院環境学研究科社会基盤環境学専攻
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金 相昊
京都大学大学院工学研究科
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武田 絵里
岡山県美作県民局
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村山 八洲雄
岡山大学大学院環境学研究科社会基盤環境学専攻
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