3037 鉄筋コンクリート造柱の軸力支持限界に対する動的効果(柱)

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概要

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本研究では曲げせん断破壊型及びせん断破壊型RC造柱を対象とし,静的及び動的載荷実験を行い,軸力支持限界へ達するまでの挙動について考察した。ここで軸力支持限界とは軸力支持能力喪失までに経験した最大変位とする。実験パラメータは破壊モードと載荷方法とした。実験により,曲げせん断破壊型及びせん断破壊型RC造柱ともに動的効果により最大耐力,最大耐力以降の劣化曲線に差が生じた。また,せん断破壊型RC造柱において軸力支持限界が静的載荷時に2.2%だったのに対し動的載荷時においては0.9%となった。動的効果と載荷履歴の差異が軸力支持限界に影響を与えることがわかった。
公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
2008-07-30

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