2178 緊張アラミド繊維ベルトを用いた短柱を高軸力下で損傷させた後の応急補強実験(耐震補強)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
緊張アラミド繊維ベルトで粗に外部横補強した短柱を高軸力下で損傷させ,損傷後の柱に緊張アラミド繊維ベルトと鋼板を用いて応急補強を施し,正負繰り返し水平加力実験を行った。外部横補強材としての緊張アラミド繊維ベルトの横拘束効果とせん断補強効果について,高軸力下を含む応急補強以前と以後に分けて,これらの弾塑性挙動を検討した。応急補強以前の高軸力下ではRC短柱のせん断破壊が防止されると,曲げ圧縮破壊か付着劣化を起こしやすくなる。応急補強後は高軸力下でも曲げの弾塑性挙動を示すが,軸ひずみの進展は抑えられないことがわかった。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 2005-06-25
著者
-
山川 哲雄
琉球大学大学院工学研究科
-
藤川 将吾
琉球大学工学部環境建設工学科
-
藤川 将吾
琉球大学大学院理工学研究科環境建設工学専攻
-
宮城 敏明
北斗設計株式会社技術統括部:琉球大学大学院理工学研究科生産エネルギー専攻
関連論文
- 281 PC鋼棒で応急補強した損傷柱の残存軸耐力と弾塑性挙動に関する実験的研究(建築構造)
- 222 自然暴露と電食RC柱試験体の弾塑性挙動に関する比較(構造)
- 221 自然暴露RC柱試験体の耐震性能に関する実験的研究(構造)
- 276 合成極厚無筋壁補強されたRC造オープンフレームの滑りせん断抵抗に関する実験的研究(建築構造)
- 格子状FRP筋を帯筋に用いたRC柱の弾塑性挙動に関する実験的研究
- 23298 高軸力下の極脆性柱に鋼板とアラミド繊維ベルトによりプレストレスを導入した耐震補強実験(新素材,構造IV)
- 23297 損傷極脆性柱に緊張アラミド繊維ベルトと鋼板を用いた耐震応急補強法(新素材,構造IV)
- 297 高軸力下の極脆性柱に切り鋼板とアラミド繊維ベルトによりプレストレスを導入した耐震補強実験(建築構造)
- 296 切り鋼板とアラミド繊維ベルトによりプレストレスを導入した損傷極脆性柱の応急補強実験(建築構造)
- 電食試験により腐食したRC柱の弾塑性挙動に関する実験的研究