1342 CSGの経時変化に関する実験的考察(新材料・新工法(材料))
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概要
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ダム関係構造物において,近年急速に施工例が増え新しい堤体材料として期待を集めているCSGは,基本的に無分級無洗浄の河床砂礫や掘削ズリなどの近傍調達材に少量のセメントと水を混合して,低コストを実現した材料である。一方,ダムにおけるCSG施工は,RCD工法と同様に面状に広く大量の打設を行うことを前提としているため,混合後から締固めまでの時間差が生じるのは避けられない。よって,適切な施工を行うためには,放置時間が,フレッシュ性状や圧縮強度などのCSG特性に及ぼす影響を把握しておく必要がある。そこで室内試験を実施し,温度条件,放置時間とCSGの材料特性の関係を明らかにした。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 2004-06-25
著者
-
平山 大輔
国土交通省北陸地方整備局 河川部河川計画課
-
川崎 秀明
国土交通省 国土技術政策総合研究所総合技術政策研究センター
-
小島 伸介
国土交通省国土技術政策総合研究所河川研究部ダム研究室
-
西山 浩史
国土交通省国土技術政策総合研究所河川研究部ダム研究室
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