雨量に応じた翌日の自流式水力発電の出力予測(<特集>気象データ活用事例)
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概要
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雨量に応じた翌日の自流式水力発電の集合的な出力予測を行うため,従来からあるタンクモデルが降雨-流出の物理的関係をよく表現する部分を活かしつつ,これに逐次状態遷移と観測誤差を考慮するカルマンフィルタを適用した.これにより,誤差水準を悪化させることなく四季を通じて安定した予測を可能とした.すなわち,年を通じた予測業務ではその間に季節変動などで流水特性が変化するので,タンクモデルのパラメータ見直しが必要となるところ,カルマンフィルタを用いた逐次状態修正によってこうした流出特性変化を吸収し,自由度と安定性の高い予測が可能となった.
- 社団法人日本オペレーションズ・リサーチ学会の論文
- 2013-10-01
著者
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