ディスクエリアネットワークを用いたフラッシュストレージの性能改善手法の検討(メモリ・ストレージ,クラウド、ネットワーク及び一般)
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概要
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ストレージに対する高性能化の要求から,フラッシュメモリを用いたSSDなどがデータセンタでも採用されるようになった.SSDの多くはNANDフラッシュメモリが用いられるが,同一メモリセルに上書きができないことから一度データを消去した後,データを書き込む必要がある.したがって,使用状況によっては書き込み性能が低下するという問題が生じる.本稿ではSSDを用いたストレージシステムの性能低下を抑制するため,ディスクエリアネットワークの活用による解決方策を検討する.ディスクエリアネットワークは複数のComputation Nodeと複数のSSDをプール化し,これらを任意に接続または切断可能にする技術である.このディスクエリアネットワークを利用してComputation nodeから性能が低下したSSDを,プールにある性能が低下していないSSDと交換する.SSDを交換することによってSSD内に保持していたデータを失うため,データの損失を防ぐ手法についても検討する.
- 2012-10-05
著者
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