回転型焦電センサアレイによる人体位置の計測-アクティブセンシングによる可能性の検討-
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概要
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本稿では焦電型赤外線センサを回転させることにより,その性能向上をはかることを試みる.提案する手法は,焦電型赤外線センサを反復回転させ,予め測定した環境バイアスを差し引くという方法である.このような手法で,従来は検出出来なかった静止した対象物も検知出来るようになり,さらにはその位置も特定出来るようになる.本稿では,幾つかの実験によりこの可能性を証明した.この提案した手法は,焦電型センサのみならず,超音波システム,レーダシステム,赤外温度検知システムなどの多くのセンサシステムに適用可能である.
- 2013-11-26
著者
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小林 尚登
法政大学大学院デザイン工学研究科部システムデザイン専攻ユニバーサルメカトロデザイン研究室
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松本 瞬
法政大学大学院デザイン工学研究科部システムデザイン専攻ユニバーサルメカトロデザイン研究室