使用後の経腸栄養物品に関する汚染状況と適切な管理方法の検討:洗浄方法、乾燥方法、交換頻度の妥当性

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概要

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当院2Aユニットでは、経腸栄養剤使用後の経口用イルリガートルと50ccカテーテルチップ型シリンジの使用後は、看護手順に従って使用するたびに0.0125%次亜塩素酸ナトリウム液への浸漬回数と浸漬後の乾燥方法の違いによって、残存菌の量に差があるかどうか菌数測定用簡易培地を用いて実験した。結果、注入使用後の洗浄や乾燥方法に差があっても、毎回0.0125%次亜塩素酸ナトリウム液への浸漬が1日に1回のみの場合や浸漬をしなかった場合には、時間と共に残存菌の増殖が認められた。このことから、当院で実践されている経腸栄養物品使用後の洗浄・乾燥方法には差があっても、使用するたびに0.0125%次亜塩素酸ナトリウム液への浸漬を行っていれば、交換までの期間、細菌の繁殖は見られないことが確認できた。
茨城県立医療大学の論文
2012-00-00

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