双対符号を用いた高符号化率パンクチャド畳込み符号の構成(フレッシュマンセッション,一般)
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概要
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パンクチャド畳込み符号は、低符号化率の畳込み符号(原符号)の出力系列を周期的に消去することによって高符号化率を比較的容易に達成できる符号である。最良のパンクチャド符号は、原符号と消去行列の全組み合わせから決定できるが、このような全数探索には、膨大な計算労力が必要となる。符号化率R=(n-1)/nの畳込み符号はR=1/nの畳込み符号の双対符号として生成できる.またあるパンクチャド符号には重み分布の等しい通常の畳込み符号が存在する(等価符号)。R=1/nの畳込み符号から、双対符号であるR=(n-1)/nの畳込み符号を求め、これを等価符号とするパンクチャド符号を構成すれば、R=1/nの畳込み符号からR=(n-1)/nのパンクチャド符号が構成できることになる。本稿では符号化率R=4/5の符号を例にとり、R=1/5の畳込み符号の双対符号からR=4/5パンクチャド符号を構成する方法を提案する.
- 2012-07-12
著者
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