アルツハイマー型認知症の進行を予測するバウムテストにおける指標の検討
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
バウムテスト上でアルツハイマー型認知症の進行を予測できる指標をみつけるために,初診時に軽度のアルツハイマー型認知症と診断され,1年後進行せずとどまっていた「維持群」と中等度域にまで進行した「低下群」を比較検討した.その結果,進行を予測する指標として,描出される木のサイズの小ささが有用である可能性がうかがえた.用紙の半分以上のサイズで描出することができる患者は,進行が遅めということもいえるようである.
- 日本心身医学会の論文
- 2013-05-01
著者
関連論文
- 22-259 アルツハイマー型認知症患者の進行レベル別バウムテスト特徴の検討(高齢者2,一般演題(ポスター発表),近未来医療を担う心身医学,第1回日本心身医学5学会合同集会)
- II-E-9 アルツハイマー型認知症患者のバウムテストの特徴 : 診断の補助手段としての有効性の検討(質問紙・面接調査,一般口演,情動ストレス研究の進歩と心身医学,第49回日本心身医学会総会ならびに学術講演会)
- O2-E-5 アルツハイマー型認知症患者の進行によるバウムテスト変容の検討(腫瘍・認知症,一般口演,ストレス時代の『こころ』と『からだ』,第51回日本心身医学会総会ならびに学術講演会)
- シックビル症候群患者の臨床所見並びに環境測定結果について
- O1-E-18 アルツハイマー型認知症の進行を予測するバウムテストにおける指標の検討(老年期,一般口演,今,心身医学に求められるもの-基礎から臨床まで-,第52回日本心身医学会総会ならびに学術講演会)
- アルツハイマー型認知症の進行を予測するバウムテストにおける指標の検討