3次元画像と2次元画像間の印象と観察持続時間の比較
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概要
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本研究では3次元立体画像の視覚教材としての特徴を吟味するため,3次元と2次元の提示条件間で画像の印象と観察行動を比較する実験を行った.実験1では連続して提示された刺激への印象評価が行われ,3次元画像に対する興味は同一対象の2次元画像よりも強いことが示された.実験2では,参加者が画像のカテゴリー判断後に画面を見続けた時間を測定し,画像の新奇性に関わらず3次元条件の観察持続時間は2次元条件よりも長いことが示された.これらの結果から,3次元画像は一般に学習者の興味を高めやすく,注視が持続しやすいことが示唆された.
- 2012-12-20
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