地球観測衛星用超高速データ伝送システムの一検討(宇宙応用シンポジウム)
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概要
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宇宙航空研究開発機構(JAXA)では地球観測衛星の高性能化に対応するため,観測データ伝送システムの高速化を進めており,2010年度から2Gbps以上の超高速変調器の研究開発を開始している。高速化の主な課題としては,(1)2Gbps以上の高速変調回路の実現性,(2)非線形歪み補償技術の確立,(3)X帯からKa帯への移行に伴う降雨減衰対策が挙げられる。本稿では,64QAMシングルキャリア/32QAMマルチキャリアの2方式を対象に,(1)及び(2)についてのハードウェア試作・評価結果,(3)について必要な補償量の見積もり結果について報告する。
- 2012-06-21
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