A市在住の要支援高齢者宅と訪問系サービス事業所・通所系サービス事業所との距離分析
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概要
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本研究は、A市在住の要支援高齢者宅と訪問系サービス事業所・通所系サービス事業所との直線距離を算出し、そのサービス種別における平均距離の違いを検討するために行った。調査対象者は、要支援高齢者520名(男性:136名、女性:384名)であった。 調査方法として、要支援高齢者宅および利用中の介護予防サービス事業所の位置情報は経度と緯度を算出し、その2点間の直線距離を算出した。その後、介護予防サービス種別における平均距離の有意差(t検定)を確認した。 その結果、訪問系サービス事業所と通所系サービス事業所との平均距離は、訪問系サービス事業所のほうが710m遠い距離(p=0.000)にあった。さらに訪問介護事業所と通所介護事業所との平均距離の違いは、訪問介護事業所が796m遠い距離(p=0.000)であった。本研究における今後の課題は、実際に利用している道路等の地理的特性を加味した Geographic Information System による分析を検討する必要がある。
- 2013-03-31
著者
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