元気高齢者の介護分野における活躍に関する研究 : 2000年から2005年で状況は変化したか
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概要
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高齢者介護は,社会的関心事として定着しつつある.今後の介護労働力の確保が幅広い層に求められるとき,就労意欲の高い元気高齢者の活躍の場のひとつとして介護分野が考えられる.本稿では,元気高齢者が介護分野で活躍する可能性と必要な方策を明らかにするため,(1)高齢者就労・就業への取り組みの進展,(2)公的介護保険制度の開始2000年から,同制度の見直し時期となった2005年までの介護分野での制度や状況の変化,(3)高齢介護者に対する介護福祉士養成専門学校生の意識の変化について調査を行った.元気高齢者が介護分野で活躍するためには,政府や関係機関の高齢介護者への理解,適切な施策や対応,高齢介護者に対する専門性の付与,若い学生への適切な啓発,介護従事者の意識改革などを進める必要がある.
- 日本介護福祉学会の論文
- 2007-04-01
著者
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