情報コンテンツ閲覧ログ解析の高速化と分散計算機環境の一考察(バイオメトリクス,セキュリティ,メディア処理,及び一般)
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概要
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本稿では,インターネットを利用した学習時における生徒のWebアクセスログから,行動パターンを抽出し生徒の行動傾向を分析・把握するシステムを構築する.分析の高速化のために,Hadoopを用いた分散環境を構築し,これらの有効性を議論する.適応事例の結果,1GBのログデータの分析では,Pentium4のPC3台で,2.65倍,それより少ないデータ量であれば,導入コストに見合った高速化が見られないことがわかった.行動パターン解析に関しては,協調フィルタリング手法のユークリッド距離解析により,同じ傾向を持つ生徒のグループ化を行うことができた.
- 2012-12-04