脳死判定ための弱脳活動成分解析と識別基準(バイオメトリクス,セキュリティ,メディア処理,及び一般)
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概要
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本稿では,脳死判定を支援するための脳波予備検査システムを提案し,実現のための技術的な諸問題を解決する.そのために,(1)弱脳活動成分解析法である独立成分解析アルゴリズムを開発し,(2)特徴成分の識別基準である脳波複雑度や脳波エネルギーの提案とそのアルゴリズムを構築する.それによって,従来困難であった高いレベル雑音環境下における,計測信号から脳活動成分の抽出,また,脳活動成分が有無かの識別と評価が可能になる.さらに,開発したアルゴリズムを,擬似脳死患者から実測したデータで検証し,基礎段階にある脳波予備検査システムの研究を,実現可能な段階に引き上げることである.
- 2012-12-04
著者
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