富士講行者についての一試論
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概要
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この小論では,富士講の行者食行身禄と,彼に関わった田辺十郎右衛門の行動を事例にして,宗教的カリスマの構築について考察した。この小論では,富士講の身禄に注目するのではなく,身禄以後の富士講の行者たちの行動を理解するための枠組みを考察することにある。そのためにカリスマという考え方を用いることにする。この小論でもちいるカリスマの枠組みについては,拙稿(渡邉 2011)で論じた内容に即して議論を展開する。
- 佛教大学の論文
- 2012-03-25
佛教大学 | 論文
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