制約つきグラフ探索を実現する異種データベース統合技術
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概要
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交通検索・地図検索・SNS 検索等でグラフ情報を活用するサービスが,近年多く開発され実用化されている.今後は,情報の表現形式や探索能力に異種性のあるグラフデータベースと既存のデータベースや Web サービスを組み合わせた統合検索が重要になると考えられる.本論文では,異種データベース統合技術をグラフデータ操作に拡張し,グラフ探索とノード・エッジのプロパティに対する制約条件とを組み合わせる,制約付きグラフ探索を可能とする手法を提案する.グラフデータベースを含む複数のデータベーススキーマを統合し,対応関係のメタデータを構築する.検索要求時にそのメタデータを探索し,情報源に対する問合せの組合せを決定する動的な側面と,情報源の能力に応じてグラフ探索を最適化できる点に特長がある.グラフデータベースへの探索の一部を,情報源側に適切にプッシュダウンすることで高速化することが可能である.時間が限定されたサービスが実施されているノードを経由する最短経路問題の一種である,時間制約つき寄り道経路探索に本手法を適用し有効性を示した.交通情報とサービス情報の分散状況・グラフデータベースの探索能力の差異・探索に用いる解法に基づいたグラフ探索操作のプッシュダウン方法を明らかにし,分散グラフデータベース環境における実験で評価し,プッシュダウンが有効になる基本導出法の有効範囲が広いことを示した.
- 2013-03-07
著者
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