視覚障碍者の運動支援を目的とした音の追跡ゲームの開発(第8報) : システムの実用性の向上と評価(高齢者とトレーニングシステム)

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概要

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多くの視覚障碍者が運動をすることに対して意欲を持っている.しかし,時間や施設の不足などの理由から,実際に運動をしている視覚障碍者は少ない.このような背景から,我々は,視覚障碍者が自宅で一人でも運動を継続できるゲームのプロトタイプを開発し,これを商品として販売を開始した.しかし,このシステムは普及に至っておらず,実用面の新たな問題点も明らかになった.そこで本研究では,システムを普及させるために,対象年齢の拡大を図った.具体的には,これまで対象としていなかったがより運動のニーズが高い,中高年の視覚障碍者を対象とした改良を行い,使いやすさの向上を目指した.また,かねてよりの若者からの要望であった対戦機能を実装し,楽しさと継続性の向上を目指した.
一般社団法人電子情報通信学会の論文
2012-03-02

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