音声対話システム用クラスN-gramモデルによるドメイン固有語の認識率向上
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概要
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データベース検索型音声対話システムでは,地名等のドメイン固有語の認識が重要である.本研究では,これをクラスとしたクラス N-gram モデルの構築を行う.これにはコーパスへのクラス付与が不可欠であり,ドメイン固有語を正しく認識するためには,ドメイン固有語が出現する文脈として適切な箇所にクラスを付与する必要がある.本研究では,機械学習を用いて適切な文脈にクラスを付与する.まず,データベース中のドメイン固有語とコーパスを組み合わせ,学習データを作成する.このデータからドメイン固有語が出現する文脈を学習してコーパスへクラスを付与し,これに基づきクラス N-gram モデルを構築する.評価実験ではドメイン固有語とコーパスの文字列マッチングによって作成したクラス N-gram モデルと比較し,ドメイン固有語の認識率向上を示す.
- 2013-01-25
著者
-
佐藤 理史
名古屋大学大学院工学研究科
-
駒谷 和範
名古屋大学大学院工学研究科
-
森 祥二郎
名古屋大学大学院工学研究科
-
駒谷 和範
名古屋大学
-
佐藤 理史
名古屋大学大学院 工学研究科 電子情報システム専攻
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