小流域を単位とする生態系評価手法 : 宮城県を例として
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概要
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This research was implemented in Miyagi Prefecture, northeastern Japan. In recent years, the rich biodiversity of this prefecture has been decreasing rapidly due to loss of forest and traditional countryside landscape habitat. On the other hand, Japan has recently strengthened regulations for preservation of biodiversity and implementation of environmental impact assessments, with a strong emphasis on ecosystems. To help preserve biodiversity, a simple but effective method for environmental evaluation is required. In this research, GIS based ecosystem evaluation methods were applied to landscape evaluation in northeastern Japan. The study area was divided into 828 small watershed units, and four GIS indices; Natural Vegetation Cover, Quantity of Forest Cover, Fragmentation of Nature Environment Ecosystem and Land Development Rate, were used to evaluate each watershed unit. The scores on these four categories were then used to calculate and overall score for each unit. In addition, in order to verify the usefulness of the technique, the results of the evaluation were compared against known data flora and fauna for the watershed units. The results of this comparison showed that the evaluation techniques adopted here provide an easily implemented but reliable tool for ecosystem evaluation, and is suitable for application to various environmental planning efforts, such as regional development master plans, project- specific environmental impact assessment, species management plans and biodiversity conservation plans.
- 環境アセスメント学会の論文
- 2005-07-29
著者
-
安田 嘉純
東京情報大
-
原 慶太郎
東京情報大学
-
原 慶太郎
東京情報大学大学院総合情報学研究科
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安田 嘉純
東京情報大学大学院経営情報学研究科
-
増山 哲男
東京情報大学大学院経営情報学研究科:パシフィックコンサルタンツ株式会社
-
増山 哲男
パシフィックコンサルタンツ株式会社
-
山本 年浩
パシフィックコンサルタンツ株式会社
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