ブナ造林木の葉形の産地間差異
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概要
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鳥取大学蒜山演習林に設定されている8年生,12年生および18年生のブナ産地試験地で葉形の産地間差異を調べた。葉の大きさおよび葉面積は北海道から九州地方へ緯度が低下するに従って小さくなり,葉の形状比は逆に緯度の低下に従って増加する傾向がみられた。各地のブナを1か所に集めて植栽した産地試験地においても葉形の地理的クラインが認められ,葉の大きさの地理的変異は遺伝的な性質の差異によって生ずることが示唆された。
- 応用森林学会の論文
- 1997-03-25
著者
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