地上IMT網がIMT衛星帯域を使う移動衛星通信システムに与える干渉評価法の検討
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概要
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2GHz帯に割り当てられた移動衛星通信サービス(MSS)用のいわゆる,IMT-衛星帯域は,地上の3G移動通信システムに割り当てられた帯域と隣接する.これら2つのシステムが共存するためには,地上システムと衛星システムとの間の干渉が相互に問題ないレベルにある必要がある.中でも,数千万の地上3G端末からの干渉を想定する必要のあるMSS衛星に対する干渉量は,IMT-衛星システムの設計に重要な値となろう,この干渉量を評価するためにはユーザ端末の分布,使用率に加え基地局配置が重要なパラメータであるが,こうした情報は,ほとんど得られないのが実情である.こうした中で筆者らは人口密度,携帯電話トラヒック量、電波免許に関する情報などの公開されたデータを整理することで,これらのパラメータを推定し,モンテカルロ解析等を使いながら干渉量評価を行ったので,その評価手法,評価結果について報告する.
- 2011-12-05
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