「生態公益型国有林場」の経営実態に関する研究 : 河南省薄山生態公益型国有林場の財政的側面に関する考察
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概要
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本研究は,薄山生態公益型国有林場を事例として,公益型国有林場の分類経営に関する問題点を,同林場の財政運営の実態を中心に内部資料及び関係者への聞き取り調査によって実証的に明らかにし,生態公益型国有林場の財源のあり方の基本的方向性を提示することを目的とした。その結果,2004年に「国家森林生態公益補償基金制度」が正式に実施されたにもかかわらず,資金不足によって生態公益型国有林場の経営目的と事業内容を大幅に変更せざるを得ず,現在の生態補償基準は林場側の現実の要求を全く満足させるものではないことが明らかとなった。したがって森林の公益性の発揮を事業目的とする林場経営においては,独立採算的自主財源による経営は困難であり,政府も認めるところの国家財源による大幅な運営資金を注入することが基本とされるべきである。
- 森林計画学会の論文
- 2006-12-31
著者
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