女性起業家及び管理職創出に 必要とされる支援について -日米支援機関調査から-
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
昨今,わが国において,女性起業家や管理職の創出の必要性が認識されつつあるが,依然としてその数は10%前後と男性に比較すると少ない。その理由として,女性の置かれた環境などの外部要因によるものだけでなく,女性たち自身の経験不足によるリーダーシップの不足が挙げられる。 本稿の前提として,女性起業家創出のためには,いくつかの段階が必要であると考える。まず,女性労働者の増加があり,次に管理職の創出が必要であるという問題意識のもとに日本の現状と米国の現状について述べ,次に支援機関の調査結果をもとに,今後あるべき支援のありかたを考察した。 働く女性に対する支援は行政をはじめとし,さまざまな取り組みがなされてきたが,充分に機能するためには,制度だけでなく組織風土の変革や経験を積んだ育成能力のある人材が不可欠であろう。
論文 | ランダム
- 「冬の日」の明暗
- 甲子吟行の功罪 (元禄文学の成立)
- 学界展望 租税法学界の動向(平成12年度)
- 判例回顧 不動産の補足金付売買契約の租税法上の否認とその法的根拠(東京地判平10.5.13)
- 家蚕繭層セリシンの構造特性