美術表現 : 「画の六法及び十法」から考察する
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概要
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明治以降の日本での美術教育は、西欧の教育に準じた方法を採用してきたが、いつの間にか行われた西欧の精神性を軽視した技術論重視の教育方法への転換が、やがて、日本人特有の精神性までも失わせてしまうのではないかと言う不安を生み出し、再び日本の伝統文化に根ざした方法への強い関心を持つようになってきた。 その時、私は、日本での伝統教育には「守・破・離」の方法があることに気づかされ、それを美術教育にも転用して、まず「守」としての基本的意識構築のための方法として、中国の謝赫が著わした「画の六法及び十法」に強い関心を抱いた。 そこで、これらの言葉を、西洋画の言葉に慣れ親しんでいる学生たちにも判りやすい言葉で説明することから、新たな美術教育の道が開けるのではないかとの考えに至り、謝赫の美術表現について考察することにした。 そして、次に、自由教育方法としての「破」と、創造教育方法である「離」が求められるのであるが、ここでは、「守」についてのみ考察する。
- 2012-03-15
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