福祉経営教育における「社会福祉」の学習成果についての一考察 : 『社会福祉概論』でのアンケート結果から
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概要
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社会福祉基礎構造改革を経て、社会福祉従事者養成においては、福祉経営教育が求められるようになってきた。このような中で、社会福祉サービスはその他のサービス業とは異なり、私たち生活者のセーフティネットの役割を果たしているため、価値や倫理観を基礎とする「社会福祉」についての教育をいかに行うかが問われるところである。そこで、『社会福祉概論』受講学生へアンケート調査を実施、その結果、「社会福祉=介護」という限定的なイメージから身近な生活問題として捉えられるような学生の変化とヒューマンサービスとしてのやりがいや期待の反面、サービス提供の難しさや不安を実感するという内面的なゆらぎが確認された。以上を踏まえて今後の課題としては、「実践力を涵養するための演習や実習の充実」、「科目間連携」などが示唆された。
- 2012-03-15
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