「プログラムの継続性」と「学習の継続性」を目指した日本語教育導入の試み -フィリピンの中等教育における実践から-
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概要
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筆者らは2009年以来、多言語国家フィリピンにおいて、36年ぶりの中等教育機関における外国語導入(スペイン語、フランス語、ドイツ語、日本語)の一環としての日本語導入を実施している。また、導入にあたっての留意点を「プログラムの継続性」と「学習の継続性」に定めて教材開発・教師研修・学習者支援等に取り組んできた。 導入から約1年半が経過した現在、日本語導入の取り組みは外国語の中で唯一、独自教材を開発したことで、より現地の事情に合った授業を実施できていると評価できる。また、他言語の場合とは異なり、高等教育機関等の現地教師が教材制作や教師研修に携わっている。これは、中等教育と高等教育とのアーティキュレーションを視野に入れて進めてきたという点において評価できる。一方で、他言語はヨーロッパ共通言語参照枠準拠の教材を用いることで、言語間で学習到達目標の共有を果たしており、日本語はこの点において課題が残る。
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