香港の年少者日本語学習に関する一考察 -保護者の意識を中心に-
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概要
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香港において、年少の日本語学習者が存在感を増しつつある。本論は、年少の日本語学習者に大きな影響を与えると思われる保護者を対象にインタビューを実施し、保護者が年少者に日本語を学習させる際の意識を考察する。全体的な傾向として、日本への親近感・好印象が、統合的動機へと結びつく。同時に、保護者の意識の中にある子どもの就職や旅行など具体的な目標が、道具的動機へと結びつく。加えて、統合的でも道具的でもない「学びそのものへの積極性」から生じる学習動機が存在する。香港においては、「学ぶこと」を肯定する意識が非常に強く、英語と中国語の習得が前提付けられた多言語社会にありながらも、日本語が第三の言語として学ばれるのである。
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