多読・多聴を導入した沖縄高専の英語教育 : -1期生から7期生まで-
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概要
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即戦力のある実践的技術者の育成を目指す高専は、これまで日本の産業界の発展に貢献し、その専門教育は高く評価されている。一方、高専の英語教育に対する評価は決して満足できるものではない。高専を取り巻く社会状況の変化の中で、高専のこれまでの英語教育の問題点を取り上げる。2004年に開校した沖縄高専は設立の段階から英語教育を重視し、全学で多読・多聴授業を展開してきた。楽しく英語を読み続けることを目指す授業の具体的な進め方や使用する図書教材について述べる。高専生として求められる英語力を身につけるには、辞書を使わない多読・多聴のみでは不十分であり、その補完として英文法学習や精読の授業も並行して取り入れている。多読の授業を検証するために、各学年それぞれ2学級を対象にアンケート調査を行った。その結果と考察を示して学生から見た多読授業の現状と今後の課題を検討する。本校では学生の英語力を測ることを目的に外部資格試験を実施している。低学年にはTOEIC Bridge、4・5年生にはTOEICのIPテストを全学生に課している。その結果を表や図で提示し、他高専のIPテストの結果と比較し、考察する。最後に今後の沖縄高専の英語教育の改善のための課題を検討する。
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