Cubic metricを考慮したStar 32/64QAM変調のスループット比較(一般,無線分散ネットワーク,一般)

概要

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本稿では,変調信号のピーク電力対平均電力比(PAPR : Peak-to-Average Power Ratio)を考慮したときの相互情報量(MI : Mutual Information)に基づくStar 32/64QAMとSquare 32/64QAMのスループット特性を比較評価する.PAPRの規範として,電力増幅器の送信バックオフに直接対応するCubic metric (CM)を用いる.ピークスループット,すなわちエラーフリーでの最大データレートを実現するために必要なCMを考慮した所要受信SNR (Signal-to-Noise power Ratio)の観点から,Star 320AM およびStar 64QAMの最適なリング振幅比を求める.そして,最適なリング振幅比を仮定した場合,3リングの(4, 12, 16) Star 320AMはSquare 32QAMに比較して低いピークスループットを実現するためのCMを考慮した所要受信SNRを実現できることを示す.また,4リングの(4, 12, 20, 28) Star64QAMは,Square 64QAMに比較してほぼ同等のCMを考慮した所要受信SNRを実現できることを示す.
2011-10-19