北緯70度付近極東シベリアErebia属の1新種
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概要
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2008年6月28日,ロシア・サハ共和国のデプタツキーにて得られたErebia属の一種を新種として記載した.本種は,Erebia属の種群alberganus groupのうちシベリアから北米にかけて生息する5種E.dabanensis Erschoff,1871,E.youngi Holland,E.kozhantshikovi Sheljuzhko,1925,E.anyuica Kurentzov,1966およびE.occulta Roos et Kimmich,1983に類似している.しかし,本種は以下により容易に区別される.1)dabanensis,yonngi,kozhantshikovi,anyuicaより小さい.2)anyuica,occultaより大きくはっきりした眼状紋を持つ.3)前翅の黒点,上2つが内側に入り込み,後翅黒点は赤色斑の中心より外側に位置する.4)前翅裏面の赤色部が基部近くまで広がっている.5)♀後翅裏面全体が褐色を帯びpostdiscal帯が鮮明でない.6)♂交尾器valvaのcostaの形状が異なり,costaの背面はわずかに凹み,ampullaとの段差がほとんど見られない.また鋸歯は1列ないし部分的に2列で粗い.本種は標高約700mの頂上付近にのみ現れ,乾いた砂礫地上をすれすれに,直線的かつ素早く飛翔する.
- 2011-12-27
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