パーム油生産の急増とその需要側要因について : 1990年代末以降に焦点を当てて
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概要
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本稿では,主として食用油脂原料として用いられるパーム油の主要生産国であるインドネシア,マレーシアからそのパーム油がどのような国・地域に輸出されてきているかについて諸種のデータによって確認し,1990年代以降のパーム油生産急増の需要側要因について考察することである。パーム油生産の急増を原料供給面で支えてきたアブラヤシ・プランテーションの急拡大は,当事国であるマレーシア,インドネシアの環境,並びに現地住民の人権を損なうものとしてしばしば批判の対象とされてきた。そのプランテーションの急拡大を批判する側も,あるいは経済成長や雇用増への寄与という点からそれを支持しようとする側も,パーム油の供給面に焦点を当てて調査・分析することが多く,その需要面については現在まで十分に論じられることがなかったように思われる。本稿は,決して十分とはいえないパーム油の需要面に関する考察を主として貿易関連のデータを用いて行おうとするものである。
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