福島第一原子力発電所事故のPSAの観点からの検討
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概要
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平成23年3月11日に発生した福島原子力発電所事故を確率論的安全評価(PSA)の観点から検討した。地震及び津波により原子力プラントの全電源が喪失し、その結果炉心溶融に至った事故であるが、この状況をイベント・ツリー手法で解析し,炉心損傷確率を算出した。現実には3基の原子炉で炉心損傷が発生してしまったが、評価結果では7日後での炉心損傷確率は0.04〜0.06とかなり小さな値であった。この評価結果の意味するところを考慮し、福島第一原子力発電所の事故について検討した。
- 2011-07-14
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