木曽駒ヶ岳におけるデジタル航空写真画像を用いた高山植生の把握 : ハイマツの分布状況把握に有効な画像解析方法の検討
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概要
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近年,高山植物の荒廃が顕著になる中,その状況を把握する際に航空写真画像や衛星写真画像を活用することが期待されている。本研究では,現在,植生復元事業が行われている木曽駒ヶ岳周辺を対象地とし,従来よりも解像度が高いデジタルエリアセンサUltra Cam-Dによる航空写真画像(UCD画像)において植生分類を行い,高山植生がどのように把握できるのかを検討した。中でも,現地にて広範囲に分布し,UCD画像において分布状況を把握しやすいと考えられるハイマツに注目し解析を行った結果,荒廃地が広がる天狗荘付近のハイマツの分布状況把握には,植生指数NDVIを活用した解析が有効であることが分かった。
- 2009-01-30
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