リフレクソロジーによる排便状況の変化について : 便秘傾向にある健康女子大学生を対象にして
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概要
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リフレクソロジーによる排便の変化に着目し、便秘が多いといわれている健康な青年期女子へのリフレクソロジーによる排便状況の変化を明らかにすることを目的に準実験研究を行った。その結果、日本語版便秘評価尺度によるCAS得点と自覚症状得点の両者が、リフレクソロジー実施前と比較して研究期間終了時(2 週間後)には低下し、便秘および排便状況の主観的自覚症状に変化が認められた。また、実施前のCAS 得点が5 点以上の者の方が、リフレクソロジーによる排便状況に変化が認められた。現在、リフレクソロジーと排便についての先行研究は限られているが、本研究においてリフレクソロジー後に排便状況の変化が認められていることから、今後、更に研究を行い、リフレクソロジーと排便の関連が明らかになることで、便秘への介入を薬剤に頼らざるを得ない対象にとって、薬物を用いることなく、苦痛のない看護援助の1 つとなる可能性があると考える。
- 2011-03-01
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