金属的な声
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
金属的な声という表現は、日本語でも使うが、具体的な金属名をあげて声を形容することは日本語ではあまりない.しかし、英語ではsilverやbrass という具体的な金属名を出して人の声の形容に使うことがある。Silverの場合は主に女性のかん高い澄んだ声の表現として使われ、brassの場合は大きな声を表すときに使われる。他にも、 bronzeが声の比喩表現として使われることがある。日本語の場合でも、宮沢賢治や夏目漱石などに同様の表現が見られる。これは英語の表現からの影響があるかもしれない。
- 2010-03-15
著者
関連論文
- ビアズリーの「床屋のバラッド」--詩と挿絵
- オスカー・ワイルドの詩に見られる色彩表現
- 金属的な声
- Purpleが示す色彩
- 英語に見る黄色いもの : 19世紀イギリスの小説を中心に
- イェイツの詩に見られる色彩語
- ワイルドとリヒャルト・シュトラウスの「サロメ」
- ワイルドの夜の詩
- 『ドリアン・グレイの肖像』を構成する音と静寂
- 金属的な声
- Purpleが示す色彩
- 英語に見る黄色いもの : 19世紀イギリスの小説を中心に
- 肌の色や顔色の表現(1) : 白い肌と青白い顔色
- 肌の色や顔色の表現(2) : 赤い顔色や茶色い肌
- ジョン ・ グレイの夢の詩
- Blackな感情
- ビアズリーの 「床屋のバラッド」 : 詩と挿絵